浦安魚市場の年末大売り出しに行ってきました
来年(2019年)3月31日で閉場になる浦安魚市場は、最後の年末を迎えています。例年通りですと、年末の3日間は前に進むのが困難になるほど混み合う浦安魚市場ですが、今年で最後の年末大売出しとあって気合の入り方が違うようです。早速レポートにいってみましょう。
朝5時30分に到着
浦安魚市場は休場以外の日は朝4時から営業しています。(年末も変わらず4時から営業)訪れたのは午前5時30分ちょっと前の頃です。辺りは寝静まっている頃ですが、浦安魚市場は明かりが灯り、路上整理をするガードマンの赤い誘導灯が光っています。
まずは驚いたことに、すでに専用駐車場は満車の看板が立っていました。5時30分で満車するなんて、普通に7時や8時頃に行っても駐められないのは当たり前ですよね。
(実際に駐車場前まで行くと何台か空いていましたが、それでも駐車する車は多かったです)
早速、浦安魚市場場内に入ってみます。いつもと変わらない魚市場ですが、やはり空気が違いますね。いつもののんびり雰囲気(褒め言葉)と違って、プロの商売の目つきというか心地よい緊張感があります。
この時間は、お客さんも素人ではない目つきで並んでいる海産物を吟味しています。もう移転してしまいましたが、築地の魚河岸そのもの、まるで延長戦が浦安で行われているようです。
やはり、マグロには人が集まりますね。年末には普段見られない上等な品物が並ぶので、目の肥やしになります。頭の中で美味い!と簡単に想像できてしまうのが不思議ですよね。
朝5時30分でもお客で賑わっていますが、夜が明ける頃には前に進めなくほどの人で賑わいます。
朝7時頃にはこの賑わいになります。年末のニュースでよく見る上野のアメ横を彷彿とさせますよね。もしかしたら人口密度は上かもしれません。
『年末の買い物といえば浦安魚市場』
この言葉が来年から使えないのは寂しい限りです。
正月の品物揃います
浦安魚市場は魚だけしかないと思っている方、結構いるようですがそんな事ありません。野菜や肉、かまぼこなどお節の材料、お茶や海苔、正月飾りの生花なども取り扱う店舗があります。
浦安魚市場に行けば、正月用の食材などが揃うといっても過言ではありません。
浦安魚市場の名物でもある北口の、うなぎの山安商店や、キムチなど韓国食材を扱う大同食品も開店し行列もできていました。うなぎの旬は冬といいますから大晦日にうなぎもいいかもしれませんね。
ギャラリーも見逃せない
閉場になってしまう浦安魚市場では、何箇所のギャラリーにて写真の展示や動画の投影が行われています。懐かしい浦安の風景や魚市場の雰囲気を感じ取れると思います。閉場を惜しむ記帳も行われています。お買い物の際には覗いてみることをお勧めします。
この日は、親戚や友人など年末の挨拶もしてきました。聞くと今年限りで閉めてしまう店もあるようなので、どんどん寂しくなるばかりです。
繰り返しになりますが、浦安魚市場は今年で最後の年末です。来年3月31日で閉場ですが、年末のような賑わいはもしかすると見られないかもしれません。
あることを知っているけど行ったことない人。通勤時に前を通るけど行ったことない人。行きたいと思っているけどなかなか機会がなかった人。初めて閉場の話を聞いた人。以前浦安に住んでいて懐かしいなと思った人。皆さんぜひぜひ最後の年末大売り出しに足を運んでみてください。閉場してから行けばよかったと悔いを残さないよう
『そうだ!市場に行こう』