三番瀬環境観察自然園について
三番瀬環境観察自然園が2019年5月にオープンする予定です。オープンを前にこの施設についての意見募集などを行っていましたが、計画ありきで進んでいる事に疑問が残ります。
ここでは、三番瀬環境観察自然園について様々な角度から見ていきましょう。
※このページの内容は個人的主観が入っています。ご了承していただきお読みください。
三番瀬環境観察自然園の概要
施設名 | (仮称)三番瀬環境観察自然園 |
---|---|
住所 | 浦安市日の出7-5-4・7-5-5番地 |
敷地面積 | 1954.57平方メートル |
施設延床面積 | 約230平方メートル |
構造 | 2階建て |
屋内設備 | 観察・多目的室 会議室 トイレ他 |
野外施設 | デッキ広場 芝生広場 駐車場 駐輪場他 |
※上記は予定です。
三番瀬環境観察自然園の地図
住所:浦安市日の出7-5-4・7-5-5番地
そもそも必要な施設なのか?
核心を付くのは最後と言われていますが、ここでいきなり触れておきましょう。本当にこの施設は必要でしょうか?というのも、船橋の『ふなばし三番瀬海浜公園』内に『ふなばし三番瀬環境学習館』があります。
ふなばし三番瀬環境学習館は、上記の案内板にそっくりな施設なのですが、規模が延床面積3700平方メートルと約16倍もの充実した施設があります。(そもそも、浦安市の計画されている施設が小さい)
子供たちの学習の場といえば聞こえはいいですし、環境を考える場が必要でしょうが、浦安市から車(バス)で約20分ぐらいの場所に、計画されているものよりはるか上の施設があるのです。
音楽ホールの二の舞は避けたい
浦安市三番瀬観光観察自然園の予定地は、浦安市の最東端に建設予定されています。この場所は浦安市の中で、最も駅から遠くシンボルロードを通って直線的に歩いても約2.8キロもあります。普通に歩いてなんと約53分の場所にあるのです。
ならば車で行こうかという考えもありますが、駐車場は9台のスペース(予定)に限られます。住宅地なので、利用目的外に駐車されてしまうことは容易に考えられますので、更に駐車環境は厳しくなるでしょう。バス路線を増やそうという考えもありますが、小さな施設に行こうと思うでしょうか?
浦安市は、浦安音楽ホールの運営維持費で手痛い失敗をしているのに、またこのような箱物を作って大丈夫なのか危惧されます。
本当に必要なものは?
場所が場所だけに、他に何を建てればいいのかといわれると返答に困ってしまいますが、やはりあの周辺に必要なのは商業施設なのではないでしょうか?ハイクラスな住宅が立ち並び、移動手段は車なんだろうと思いますが、やはり徒歩圏内にスーパーやコンビニがないのはちょっと不便なのではと思ってしまいます。※個人的主観です。間違っていたら申し訳ございません。
マリナガーデンがスポーツ施設のようになってしまったようで、ますます商業施設が入ると便利になるのではと想像してしまいます。
三番瀬には入れない?
計画案を見る限りなのですが、やはり三番瀬には普段入ることができないようになています。東日本大震災で海底が変化したようで、干潮の時でも容易に足を踏み入れることが難しくなったようですが、やはり気軽に入ることができないのは魅力がありません。(もちろん、死亡事故などもおきていますから安全面の考慮は必要です)
ちょうど対岸にある『ふなばし三番瀬海浜公園』とは比べてはいけませんが、計画実行が遅いのと2番煎じ感は、どうしても否めません。