浦安市もボランティアを募集中

東京オリンピックに向けて、東京都ではボランティア募集が大大的に行われています。なかなか募集が集まらないことから政府や文部科学省が動き、ボランティア精神とはなんなのかと議論にもなっています。

ここ浦安でも東京オリンピックに向けてボランティアの募集が開始しています。浦安でボランティア？と疑問になった人もいると思いますので詳しく見ていきましょう。

浦安市の都市ボランティア詳細

浦安市都市ボランティア募集

浦安市は150人程度（千葉県全体で3000人程度）

浦安市
都市ボランティアは競技開催自治体が主体となって募集・運営を行います。東京都内で活動する都市ボランティアの募集は東京都が、その他開催地周辺の都市ボランティアは、競技開催地を持つ各自治体がそれぞれ運営します。

大会開催期間を中心として５日程度、１日当たり５時間程度

新浦安駅や舞浜駅周辺などで、国内外から来る旅行者に向けた交通案内や観光案内を主な活動内容とします。

2018年9月12日(水)～12月10日(月)

東京オリンピックが行われる競技場周辺だけでなく、東京都の観光名所はもちろん、各都市にボランティアを置く事が盛んに行われています。外国の方々をメインにおもてなしの心や、通訳やガイド、体の不自由な方やお年寄りの方などのサポートなど、世界的イベントで活躍した経験を未来につなげるポリシーがあります。

千葉県でも、浦安市の他に千葉市（レスリングなど競技会場）一宮町（サーフィンの競技会場）成田市（成田国際空港）が都市ボランティアの募集を行っています。

あれ？他の市町村は競技会場だったり国際空港だったり意図があると思うけど、浦安市は何故？となるでしょう。その答えは、ディズニーリゾートとホテルにありました。

浦安市といえばディズニーリゾートでしょう。この時期については、ディズニーリゾートがある町としての認識の方が強いかもしれません。東京オリンピック開催中は大勢の人で賑わうのが今からでも想像するのは容易です。

しかし、今回の都市ボランティアは、今のところディズニーリゾートは含まれていません。舞浜駅周辺は交通案内など行う予定ですが、ディズニーリゾート内はキャスト（従業員）でまかなうのでしょう。オリエンタルランドは2020年大規模な人材募集を行いそうです。

浦安市はホテルの町

浦安市の都市ボランティアは、新浦安駅を中心に行われるといいます。爆発的に増えた宿泊施設への案内や、宿泊施設から各会場への案内などがメインになるでしょう。新浦安にある明海大学や各学校はすでに動いていると聞いています。

また、すでに募集を締め切っていますが、通訳ボランティアも活躍する大きな機会になるでしょう。浦安市では35名ほどボランティアを募集していました。

ディズニーリゾートにはよく行くけど、浦安市街に足を運んだことがない。よく聞く言葉です。それが、今回は浦安市に泊まるけど「次の日は浅草」「次の日はお台場」など浦安市内は素通りし、ホテルとの往復になるのではないかと危惧されます。

もちろん、寝に来るだけでも浦安市は経済的に嬉しいでしょうが、ボランティアを募集しているのだから市内の観光名所や、名物を食べてもらいたいのが本望なのではないでしょうか。浦安市は観光地ではないから外国人に騒がれても困るという人もいるようですけどね。

浦安市は、ディズニーリゾートのお客さんをどうして活かせなの？たまにこんな素朴な疑問が聞かれます。確かに、世界的な観光名所があるのに、どうしてそのお客さんを呼び込もうとしないのか？

その疑問は、ディズニーリゾート内ですべてができるからなのでしょう。朝から夜まで1日遊べる場所で、食事もバラエティーに富んでいるし、帰りにお土産も迷い放題です。こんな巨塔につけ入る隙があるでしょうか？

しかし、今回の東京オリンピックは外国の方がメインです。アジア系が多くディズニーリゾートは人気でしょうが、そこは浦安市の観光課の方々に頑張ってもらって浦安市のおもてなしを存分に見せてもらいたいところです。