惑わされないで!自動交付機の終了について
浦安市では各駅前行政センターなどに設置されている、自動交付機による証明書交付サービスが、平成30年9月30日(日曜日)で終了になります。上のようなハガキが届いた人も多いのではないでしょうか。
浦安市のホームページなどでは、マイナンバーカードがその代わりになるという趣旨で書かれていますが、作らなくてはいけないのでしょうか?これから住民票や印鑑証明を発行する場合どうするのか見ていきましょう。
マイナンバーカードがないと交付できない?
いきなり上のようなハガキが届くと、マイナンバーカードを作らなくてはいけないと慌ててしまいますが、ちょっと待ってください。
率直にいうと、今すぐは必要ないでしょう。注目なのは、自動交付機が終了するだけであって、窓口は今までと変わらず営業しています。営業時間内に窓口に行けば、今まで通り証明書は受け取ることができます。
どうしても平日に仕事を休めない人は必要と言えますが、個人情報漏洩と天秤にかけると今すぐ必要になるかちょっと疑問が残ります。
そもそも自動交付機でできること
上の画像は、ほとんどの人が持っている印鑑登録証。これはその名の通り、印鑑証明のみ交付できます。
※自動交付機サービスが終了しても窓口で必要になります。
上の画像の、懐かしい響きがする住民基本台帳カードも持っている方もいるでしょう。こちらのカードでは自動交付機で住民票のみ交付できます。 ※自動交付機サービスが終了したら利用不可になります。市役所に返還したり、自分でハサミを入れたりしてきっちり処分しましょう。
上の画像は、あまり見たことない市民カードは上の住民基本台帳カードと同じく住民票のみ交付できます。
※自動交付機サービスが終了したら利用不可になります。市役所に返還したり、自分でハサミを入れたりしてきっちり処分しましょう。
長々なと説明してきましたが、浦安市の自動交付機で利用できるのは上記の3つになり、9月30日で終了対象になります。すべての業務が終了してしまうと誤解する人もいると思いますが、もともと、自動交付機は住民票と印鑑証明のみ交付できるだけでした。
窓口は今まで通り
市役所や各駅の行政センターの窓口は今までと変わらず、平日午前8時30分から午後5時まで営業しています。この時間帯に行けないよという方は、市役所のみ日曜日も同じ時間帯で各証明書の交付は可能です。
まとめると
毎日午前7時から午後8時に交付できていた、住民票と印鑑証明の自動交付機のサービスが終了(9月30日終了)
窓口業務は今まで通り。営業は平日午前8時30分から午後5時まで。※市役所では日曜日午前8時30分から午後5時も各業務を行っています(年末年始をのぞく)
新たなマイナンバーカードサービスならば、9月1日以降は毎日、一部を除く各コンビニで午前6時30分から午後11時まで交付可能。(年末年始をのぞく)以下の証明書の受け取りができます。
住民票の写し | 浦安市に住民登録されている方とその世帯の方の住民票が発行できます。 以下の住民票は発行できません。窓口でご申請ください。 ・死亡された方の住民票 ・転出された方の住民票 ・同一世帯に転出予定者がいる世帯全員の住民票 ・発行制限の申請をされた住民票 個人番号(マイナンバー)は記載の有無を選択することができます。 住民票コードは記載できません。 |
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印鑑登録証明書 | 印鑑登録をしたご本人の印鑑登録証明書のみ発行できます。 |
戸籍全部事項証明書 (戸籍謄本) | 同一戸籍に記載されている方の戸籍の全部の証明が発行できます。 本籍、住民登録ともに浦安市の方のみとなります。 |
戸籍個人事項証明書(戸籍抄本) | 同一戸籍に記載されている方の戸籍の一部の証明が発行できます。 本籍、住民登録ともに浦安市の方のみとなります。 |
市県民税課税(非課税)証明書 | 本人の最新年度と過去2年分の証明のみ発行できます。 |
便利なのは便利だと思うけど…
マイナンバーカードがあれば、市役所窓口や駅前行政センターにて営業時間外や休日等に証明書を交付できる便利なサービスですが、やはり個人情報漏洩が気になります。
誰もが便利に使えるコンビニだからこそ、不特定多数の人が利用し、もしかしたら情報を抜き取られることだって、決して無いとは言えません。
そのうち義務化になるまで、マイナンバーカードは交付しないという人は多いのではないでしょうか?
各リンク先
・自動交付機による証明交付サービス終了のお知らせ
・駅前行政サービスセンターでの各種証明書の交付
・住民票などのコンビニ交付サービス
・日曜日に市役所を一部開庁しています